公開日:2026年6月9日 / 最終更新日:2026年6月9日
式場見学をしたのに、ピンとこない。
迷って、なかなか決めきれない。
友人の結婚式に参列しても、「次はこれよね」と、先がわかってしまう。
それはそれで十分素敵なのだけど、自分に置き換えると違うなと思ってしまう。
もっと自分たちに合う場所や、結婚式があるんじゃないか。
でも、それが何かも、どうしたいかも、まだわからない。
この記事は、そんな小さな違和感や迷いを持ったことのある方に向けて、
「会場に所属しないプランナー(フリーランスのウェディングプランナー)に頼む」という選択肢を、
なるべく正直に説明するものです。
いいことばかりは書きません。向かない人のことも書きます。
フリー(フリーランス)のウェディングプランナーって、何をする人?
特定の式場に所属せず、新郎新婦と直接組んで、会場さがしから当日まで通して担当する人のことです。
式場のプランナーが「その会場の中で」結婚式を組み立てるのに対して、フリーのプランナーは会場を持ちません。
だから、会場をどこにするかの相談からいっしょに始められます。
レストランでも、料亭でも、思い出の場所でも、結婚式ができる場所なら出発点にできる。
呼び方は「フリーランスウェディングプランナー」「フリーウェディングプランナー」「フリープランナー」と
人によってさまざまですが、指しているものはだいたい同じです。
式場のプランナーと、どう違うの?
いちばん大きな違いは、
会場から始まるか、ふたりから始まるか
です。
式場のプランナーは、その会場で結婚式を挙げてもらうことが仕事です。
とても親身な方も多いし、悪い意味で言っているのではありません。
ただ立場として、その会場の枠の中で、その会場の料金やプランの中で、いちばんいい形を考える人です。
出発点が会場側にある。
フリーのプランナーは、その枠の外にいます。
だから「そもそも、どんな一日にしたいか」「誰に、何を伝えたいか」から先に話せる。
会場は、その答えに合わせてあとから選ぶ。順番が逆なんです。
実は、ここがいちばん誤解されやすいところです。
式場見学に行くと、式場の比較としてその会場毎のスペック、費用、特典で選択する。
そこに「フリープランナーに頼む」を同じ土俵で比べようとすると、
そもそもの構造が違うのでどうやって何を比較すればいいか
わからなくなると思います。
なのでこう考えてください。
会場の雰囲気や特典で選ぶ選択と、
何を大事にするかから組み立てる選択は、
ものさしがそもそも別なんです。
フリーに頼むと、費用は高くなる?
かならずしも高くなりません。
会場のマージン(手数料)が乗らない分、むしろ抑えられることもあります。
知っておいてほしいのは、お金の仕組みです。
式場のセットプランには、会場運営の固定費が広く乗っています。
一方で、ふだんは料理やドリンク、場所の提供だけで営業しているレストランや料亭を会場にすると、
結婚式専用施設ほどの上乗せがない。
そういう場所を選べるのは、会場を持たないフリーだからこそ、という面があります。
そのうえで、プランニングそのものには対価がかかります。
会場費や料理とは別に、組み立てて伴走する人の費用がいる。そこは正直にお伝えします。
どんな二人に向いていて、どんな二人には向かないの?
先に、向かない方のことを書きます。
とにかく自分のやりたい理想の会場でやりたいことをやりたい。
特典をたくさん利用して、思い通りに進めたい方には、フリーは向きません。
会場のプランで当日決めてしまったほうが、特典もたくさんつきますし、
迷う時間も少なく、わかりやすいです。それは賢い選び方のひとつです。
向いているのは、会場の型よりも、自分たちの意味のほうを大事にしたい方。
たとえば、再出発の節目をきちんと祝いたい方。
家族や、少人数の大切な人とだけ過ごしたい方。
「みんながやっているから」ではなく、自分たちらしいをちゃんと考えたい方。
自分たちにとって、ほんとうに必要なものに予算をかけたい方。
線を引くのは、合わない方をお断りするためではなくて、合う方に、安心して来てもらうためです。
どうやって選べばいい? 何を聞けばいい?
選ぶときの基準は、「この人なら、自分たちのことを話せそうか」で見てください。
実績の数も大事ですが、それ以上に、初回の相談で次のことを確かめてみてください。
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こちらの話を、最後まで聞いてくれるか
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いきなり演出やプランの提案から入らないか
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「やらないほうがいいこと」も言ってくれるか
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実際に近くで会える人か(オンラインとオフライン両方叶うか)
愛知・名古屋・岐阜・三重あたりで探すなら、
現地で実際に会って、会場にも一緒に足を運べる人かどうかは、思っている以上に効いてきます。
もちろん細かい打ち合わせはオンラインやチャットでできる。
でも対面でしか実現できないヘアメイクリハーサルや衣装合わせ、
会場の装飾を現地で一緒に見ながらお話しできるというのも、安心して準備を進められる材料の一つです。
あとやっぱり最終的には相性。
「おしゃれさ」や「センス」ももちろん大事な材料ですが、それは後付けで叶います。
大切なのはその人が発している思想や、使っている言葉、滲み出る雰囲気、
それがお二人の感覚や大切にしているものと合うかどうか。
「この人、気になるな」と思ったらオンラインでもいいので、一度喋ってみてください。
どのフリープランナーさんも無料相談を受けつけているはずです。
一度実際に話してみるのがおすすめです。
実際、何を相談できて、どう進んでいくの?
最初の相談で決めてしまう必要はありません。流れは、ゆっくり進みます。
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まずヒアリングでお二人について話を聞く(それを元にどんな一日にしたいか、どう過ごしたいかの輪郭が見えてくる)
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会場の方向性を一緒に決める
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会場をさがす・見にいく
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本格的な内容を決めて行くためのヒアリング(今度はお二人の人生と人との関わりについて話を聞きます)
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内容や準備の進め方を組み立てる(料理・進行・衣装・花・その他お二人が準備するもの・ことを整理します)
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当日、近くで進行管理をしながら伴走する
途中で「やっぱりこうしたい」が出てきても大丈夫です。
会場ありきで進めていないので、いつでも戻れます。
わたしが、この形で結婚式をつくっている理由
わたしは、結婚式を「節目をただ祝うイベント」だとは思っていません。
これまで400組ちかくの結婚式に立ち会ってきて、いちばん心に残っているのは、
豪華な会場や手の込んだ演出の瞬間ではなく、二人と家族とゲストが、おもいを渡しあえた一日でした。
結婚式をつくるというのはタスクをこなすだけの時間ではなくて、
お二人が今までどんな人たちと関わって、どんな影響を受け、影響を与えて生きてきたのか。
そこで培った価値観は何か。
今の自分たちが自分たちらしくいるために大切にしていることを見つけ、どう表現するかを導くプロセス。
そして二人は
「あなたがいてくれたから、今の私たちがある」を感じて、
家族やゲストは
「ふたりの人生に自分がいてよかった」を受け取る当日。
そこまでこだわって創るから
わたしは、会場を持たずに、ふたりから始める形を選んでいます。
このままの自分たちで、自分と大切な人にちゃんと向き合える日。
その記憶をこれからの人生のみちしるべにできる日。
そういう一日を、いっしょに創りたいと思っています。
おもいを伝える結婚式 / フリーウェディングプランナー wedding KIVI(愛知・名古屋・岐阜・三重)