フリーウェディングプランナーのメリット・デメリット|名古屋のプロデューサーが正直に解説

公開日:2026年6月7日 / 最終更新日:2026年6月7日

 

結婚式について調べていると、「フリーウェディングプランナー」という選択肢に行き当たります。

「式場のプランナーじゃなくて、フリーの人に頼むって、実際どうなんだろう?」

「自由度は高そうだけど、不安もありそう」

「メリットだけじゃなくて、デメリットも知っておきたい」

そう思って検索した方に、今日はフリーウェディングプランナーのメリットとデメリットを、両方フラットに書いていきます。

名古屋を拠点に活動している、フリーウェディングプロデューサー wedding KIVI(キビ)が、

ブライダル業界に約15年、400件以上の結婚式に関わってきた経験から、できるだけ正直に書きます。

「フリーが絶対いい」という宣伝記事ではなく、フリーが合う人・合わない人まで含めて書いていますので、

選び方の参考になれば。


フリーウェディングプランナーとは何ですか?

フリーウェディングプランナーとは、結婚式場やホテルに所属せず、新郎新婦と直接契約を結んで、

結婚式の準備から当日までをサポートするプランナーのことです。

会場を自由に選べ、業者を自由に選べ、ひとりのプランナーが最初から最後まで担当するのが特徴です。

海外では一般的なスタイルで、近年は日本でも、自分たちらしい結婚式を求めるカップルに選ばれることが増えてきました。

式場のプランナーと違って:

  • 会場を、ふたりに合わせて自由に選べる
  • 衣装・装花・写真などの業者を、自由に選べる
  • 打ち合わせを、ひとりのプランナーが最初から最後まで担当する

ここが、フリープランナーのいちばんの特徴です。


フリーウェディングプランナーのメリットは何ですか?

フリープランナーのメリットは大きく5つあります。

会場の選択肢が広いこと、業者・アイテムを自由に選べること、ひとりのプランナーが最初から最後まで担当すること、

ヒアリングと打ち合わせを丁寧に重ねられること、予算のコントロールがしやすいことです。

ここから、フリープランナーに頼むメリットを具体的に書いていきます。

1. 会場の選択肢が、圧倒的に広い

フリープランナーは、特定の式場に所属していないので、結婚式の会場を自由に選べます。

  • 老舗の料亭
  • シェフの顔が見えるレストラン
  • 古民家・歴史のある建物
  • お庭のある会場
  • ホテル・式場
  • ガーデンや雰囲気のいい貸ホール
  • ご自宅や思い出のある場所

「結婚式場で挙げる」という選択肢の外にある場所まで含めて、ふたりに合う会場を選んでもらえます。

2. 業者・アイテムを自由に選べる

衣装、装花、写真、映像、ヘアメイク、司会。これらを、式場の提携先に縛られず、自由に選べます。

「インスタで見つけたあのカメラマンに頼みたい」 「友人が運営しているフラワーショップで装花をお願いしたい」

そんな希望にも、応えることができます。

そして、フリープランナーは式場のように原価に40〜50%の利益を上乗せする仕組みではないので、

アイテム自体は原価に近い金額で手配できるのも特徴です。

3. ひとりのプランナーが、最初から最後まで担当する

式場では、担当者がフェーズごとに変わることがあります。

最初の相談、見学、契約、打ち合わせ、当日 ── それぞれ違う人が担当することも多いです。

フリープランナーは、最初の相談から当日まで、ひとりのプランナーがずっと担当します。

おふたりの価値観や、家族の関係、伝えたい想いを、何度も最初から説明する必要がありません。

400件以上の現場でよく聞くのは、

最初の案内で言われていたことと、実際が違う」「自分たちが伝えたことを忘れられていたり、業者さんに共有されていない

という違和感です。ひとりのプランナーが最初から最後まで責任を持つことで、こうしたズレが起きにくくなります。

4. ヒアリングと打ち合わせを、丁寧に重ねられる

これが、フリープランナーのいちばん大きなメリットかもしれません。

式場のプランナーは、ひとりで何組ものお客様を担当しているので、ひと組ひと組と深く向き合う時間が、どうしても限られます。

フリープランナーは、抱えるお客様の数が少なめなので、おふたりとじっくり向き合える時間を取れます。

「家族同士の関係を、結婚式で深めたい」 「人生の節目として、意味のある一日にしたい」

そんな思いも、丁寧なヒアリングの中で言葉になっていきます。

5. 予算のコントロールがしやすい

「ここは大切にしたい」「ここはなくていい」を、おふたりの価値観を元に選択できるのも、フリープランナーの強みです。

式場のパッケージプランだと、要らないと思うアイテムも省きにくいことがあります。

フリープランナーは、ふたりが必要だと感じるものだけを組み合わせて、無駄を省いた形で予算を組めます。


フリーウェディングプランナーのデメリットは何ですか?

デメリットは大きく5つあります。

1.プロデュース料が別途かかること、

2.一部の有名ホテル・式場が使えないこと、

3.プランナー個人との相性が結果を左右すること、

4.準備に時間がかかること、

5.情報量が少なく見極めが難しいこと

です。

ここからは、デメリットも、ちゃんと書きます。

フリープランナーがすべての方にとって最適な選択肢、というわけではありません。

1. プロデュース料が、別途かかる

フリープランナーに頼む場合、結婚式の実費(会場、料理、衣装など)とは別に、プロデュース料(手数料) を支払います。

プランナーが、会場を探したり、業者と調整したり、ヒアリングや打ち合わせを重ねたりする、その時間と専門性に対する対価です。

プロデュース料の相場は、20〜50万円くらいが一般的で、平均は30万円前後と言われています。

ただ、フリーに頼んだほうが、アイテム自体は原価に近い金額で手配できるので、トータルでは式場で挙げる場合と、

それほど大きな差にならないことが多いです。

2. 一部の有名ホテル・式場は使えない

専属プランナーを抱えている一部のホテルや式場では、フリープランナーを受け入れていないルールになっていることがあります。

「憧れのあの式場で挙げたい」という希望が決まっている場合は、その式場が外部プランナーを受け入れているか、

事前に確認が必要です。

3. プランナー個人との相性が、結果を左右する

フリープランナーは、ひとりで担当します。

裏を返すと、そのプランナーとの相性が、ふたりの結婚式の質に直結するということです。

価値観が合わない、話しにくい、と感じたまま準備を進めると、ストレスが大きくなります。

選ぶときには、SNSやブログでそのプランナーの雰囲気を確認したり、

実際に話してみて、感覚が合うかどうかを確かめる時間が必要です。

4. 準備に、しっかり時間がかかる

お二人の価値観を基に創っていく結婚式は、お二人の事を話してもらう時間をたくさん取ります。

話してもらいやすい組み立てはもちろんしますが、話しづらいことも伺うことがあるかも知れません。

それも含めて楽しめるおふたりには結婚式のプロセスごと資産になる時間ですが、「自分たちのことはあまり聞いてほしくない。

準備は効率よくサクッと済ませたい」と思っているおふたりには、フリーは少し負担に感じることも。

その場合は、結婚式場のパッケージプランや、小規模専門の式場のほうが合うことがあります。

5. 情報量が少なく、見極めが難しい

式場のように大規模な広告を出していないので、フリープランナーの情報量は、絶対的に少ないです。

InstagramやブログでそのプランナーのSNSを見て、人柄や事例から判断することになるので、選ぶときの “見極め” の難しさは、

フリーならではの課題です。


フリープランナーが合うのはどんな人ですか?

フリープランナーは

「自分たちらしい結婚式をカスタマイズして組み立てたい」

「会場の選択肢を広げたい」

「価値観を深く話せる相手と進めたい」というおふたりに向いています。

逆に「効率よく短期間で済ませたい」「お任せで安心したい」というおふたりには、式場のパッケージ型が合います。

メリットとデメリットを踏まえて、フリープランナーが合うおふたりと、合わないおふたりを整理します。

フリープランナーが合うおふたり

  • 自分たちらしい結婚式を、カスタマイズして組み立てたい
  • 会場の選択肢を広げて、結婚式場以外も検討したい
  • ひとりのプランナーに、最初から最後まで担当してほしい
  • 価値観や家族関係を、深く話せる相手と進めたい
  • アイテムを自由に選び、こだわりたいところにこだわりたい

フリープランナーが合わないかもしれないおふたり

  • 効率よく、短期間で準備を済ませたい
  • 用意されたパッケージから選ぶほうが、迷わなくていい
  • 設備の整った大型式場で、安心して任せたい
  • 有名ホテルや式場のブランドが重要

それぞれに、合う選択肢があります。どちらが正解、ということではない話です。


フリープランナーは、どう選べばいいですか?

フリープランナーを選ぶときの視点は3つあります。

1つ目は価値観・コンセプトへの考え方が合うか、

2つ目はSNSやブログから感じる雰囲気が好きか、

3つ目は実際に話したときの人柄・話しやすさです。

長く一緒に準備を進める相手なので、毎日見ても疲れない雰囲気の人を選ぶことが大切です。

フリープランナーに頼むと決めた場合、次に問題になるのが「どのフリープランナーを選ぶか」です。

フリープランナーは、ひとりひとり、得意な領域や考え方が違います。選ぶときの視点を、3つに整理しました。

1. 価値観・コンセプトへの考え方

フリープランナーは、それぞれに「結婚式とは何か」についての、独自の考えを持っています。

  • 自由な発想で、唯一無二のイベントを創りたいプランナー
  • 効率や合理性を重視するプランナー
  • ふたりの価値観をコンセプトに落とし込むプランナー
  • ゲストとの交流時間を重視するプランナー

そのプランナーが何を大切にしているかを、SNSやブログで確認して、おふたりの感覚と合うかを見るのがおすすめです。

2. 信頼できる雰囲気(SNS・ブログの印象)

会ったことがない人を選ぶときの判断材料は、SNSとブログです。

  • Instagramの投稿の雰囲気
  • noteやブログで書いている文章
  • 過去のお客様の事例の見せ方

これらを見て、「この人の世界観、好きだな」と感じられるか。これが、意外と大事な判断軸です。

長く一緒に準備を進めていく相手なので、毎日見ても疲れない雰囲気の人を選ぶことを、おすすめします。

3. 人柄・話しやすさ

実際に話してみたときの、人柄や話しやすさ。

「家族のこと」「自分のこと」「言葉にしにくい想い」── そういう話を、安心してできる人かどうか。

最初の相談の時間を使って、ちゃんと感覚を確かめることが大切です。

ほとんどのフリープランナーは、無料相談を受け付けています。気になるプランナーがいたら、まずは話してみることをおすすめします。


wedding KIVI のプロデュース料は?

KIVI のプロデュース料は、フォト+食事会プロデュース(10名まで)が 7万円から、

少人数プロデュース(挙式+披露宴 30名まで)が 20万円、

フルプロデュース(挙式+披露宴 30名以上)が 25万円です。

「まずは小さく始めたい」というおふたりにも入りやすい金額からスタートできます。

プラン プロデュース料
フォト+食事会プロデュース(10名まで) 7.7万円〜
少人数プロデュース(挙式+披露宴:30名まで) 22万円
フルプロデュース(挙式+披露宴:30名以上) 26.5万円

まずは、フォトと食事会から始めたい」というおふたりにも、入りやすい金額からスタートできるようにしています。

そこから、規模やご希望に応じて、ご相談しながらプランを組み立てていく形です。


KIVI で実際にプロデュースした事例

フリープランナーに頼むと、どんな結婚式ができるのか。実例をご紹介します。

徳川園で紡ぐタイムレスな時間。本物志向の大人たちが選んだ丁寧なレストランウェディング(名古屋・30名)

本格的な神社式と歴史ある料亭で叶えるアットホームな親族婚プロデュース(伊奈波神社×水琴亭・35名)


フリーウェディングプランナーに関するよくある質問

Q. フリーウェディングプランナーとは何ですか?

A. 結婚式場やホテルに所属せず、新郎新婦と直接契約を結んで結婚式をプロデュースするプランナーのことです。会場や業者を自由に選べ、ひとりのプランナーが最初から最後まで担当します。

Q. フリープランナーの料金相場はいくらですか?

A. プロデュース料の相場は、20〜50万円くらいが一般的で、平均は30万円前後と言われています。KIVI の場合は、フォト+食事会(10名まで)で 7万円から、少人数プロデュース(挙式+披露宴 30名まで)で 20万円が目安です。

Q. フリーに頼むと、トータル費用は式場より高くなりますか?

A. 必ずしも高くなるとは限りません。プロデュース料は別途かかりますが、アイテム自体は原価に近い金額で手配できるため、トータルでは式場で挙げる場合と、それほど大きな差にならないことが多いです。

Q. 結婚式までの準備期間はどれくらい必要ですか?

A. 最短だと3ヶ月くらいから組めます。通常は6ヶ月〜1年で準備していくことが多いです。実際に式まで4ヶ月の限られた時間でプロデュースした実例もあります。

Q. 遠方在住でも、フリープランナーに依頼できますか?

A. 可能です。オンラインでの打ち合わせを中心に、対面は最小限でプランニングを進められます。実際に宮城県在住のお二人を、岐阜での結婚式でプロデュースした実例もあります。

Q. フリープランナーで、どんな会場が選べますか?

A. 老舗の料亭、シェフの顔が見えるレストラン、古民家・歴史のある建物、お庭のある会場、ホテル・式場、ガーデンや貸ホール、ご自宅・思い出のある場所など、幅広く選べます。「結婚式場で挙げる」という選択肢の外にある場所まで提案できるのが、フリーの強みです。

Q. フリープランナーを選ぶときの注意点は?

A. プランナーとの相性が結果を左右します。SNSやブログで雰囲気を確認したり、実際に話してみて感覚を確かめることが大切です。長く一緒に準備を進めるので、「毎日見ても疲れない雰囲気の人」を選ぶことをおすすめします。

Q. 持ち込み料はかかりますか?

A. KIVI のプロデュースでは、衣装やクリエイターの持ち込み料は完全無料です。お気に入りのカメラマンや、思い出の振袖など、自由に取り入れていただけます。


名古屋・愛知県でフリープランナーをお探しの方へ

wedding KIVI は、名古屋を拠点にしているフリーウェディングプロデューサーです。

愛知・岐阜・三重を中心に、おふたりの価値観から紡ぐ結婚式をプロデュースしています。

「フリープランナーって、自分たちに合うかな」 「まずは話だけでも聞いてみたい」

そう思っていただけたら、おひとりでも、ふたりでも、お気軽にご相談ください。

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【関連記事】

▶ 結婚式場とフリープランナーで挙げる結婚式の違いとは

▶ フリープランナーと創る家族婚

▶ 全体像はこちら:会場に所属しないプランナーに、結婚式を頼むということ


著者について

加藤満喜(かとう まき)

wedding KIVI 代表 / フリーウェディングプロデューサー

名古屋を拠点に、愛知・岐阜・三重エリアで活動。 ブライダル業界歴 約15年、プロデュース実績 400件以上。

家族婚・少人数結婚式・オーダーメイドウェディングを中心に、おふたりの価値観から紡ぐ結婚式を設計しています。

「ちゃんと、自分たちらしく」を大切にしたいおふたりに、人との関わりからその日の時間を一緒に設計するプロセスを大切にしています。

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おもいを伝える結婚式 / フリーウェディングプランナー wedding KIVI 名古屋 / 加藤満喜

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