【きっと少人数の結婚式が合う人。】

「結婚式、どうしよう。」
「誰をどこまで呼んだらいいのかわからない。」

友人が家族や親族だけでやった。というのも聞くけど、
それが本当に自分たちに合っているのかわからなくて不安。
という声も聞きます。
少人数の結婚式に参列したことがないから、 イメージが湧かないんですよね。
なので今日は、 プロデューサーの目線から、

「こういう人は、たぶん少人数の式が合っている」

と思うタイプを、書いてみます。

まず、主役感が苦手な人。

今まで見たことがある結婚式って、 どうしても “ふたり vs ゲスト” の構図になっていることが多いと思います。
新郎新婦が前にいて、 ゲストはそれを見ている。

これが、苦手な人がいます。

注目されるのが、恥ずかしい。
主役、っていう感じが性に合わない。
ステージの上にいる。という感覚を想像すると緊張する。

ぜんぶ、わかる。

少人数の式は、その構図が、ぜんぜん違います。
ふたりとゲストが、向かい合うんじゃなく、
家族や親族と “一緒に過ごしている” 空気になる。
主役、というより、 “その日のホスト”、くらいの感覚。
自分たちが場の真ん中で、ずっと見られている、 というプレッシャーが、
ほとんどない。
目立ちたくない人ほど、 じつは、少人数の式のほうが、
ずっと心地よく過ごせます。

 それから、気にしいなタイプの人。

 これは、女性に多い。 わたし自身もそういうタイプです。
人数が多い結婚式って、 当日まで、ずっと気を揉むことになる。
「あの席の人たち、ちゃんと話せてるかな」
「料理、口に合うかな」
「あの友人、ひとりで来てるけど、退屈してないかな」

 自分の式なのに、 半分くらいは、ゲストの心配で頭が埋まる。
それはそれで優しさだけど、 正直、ちょっとしんどい。
少人数だと、これがぐっと楽になります。
目が、ちゃんと届く範囲。
誰がいま、誰と話しているか、見える。
誰のグラスが空いているか、わかる。
“あ、いまあの叔母が、ちょっと所在なさそう” というのも、すぐ気づける。

 気づけると、声をかけにいける。
それだけで、安心感が、まったく違うんです。
気にしいな人ほど、 “目が届く範囲” でやるほうが、
心からその日を楽しめます。

あとは、関係を、ちゃんと深めたい人。

これも、少人数が合うタイプです。
たくさん呼ぶ式だと、 ひとりひとりと、じっくり話す時間は、
物理的にとれません。
挨拶して、写真撮って、 あっという間にお見送り。
「来てくれてありがとう」を、 ちゃんと顔を見て言いたかったのに、
気づいたら、お開きだった。
これも、よく聞きます。
少人数なら、ひとりひとりと、 ちゃんと話せる時間がとれます。

両親と、ゆっくり10分。
学生時代の友人と、テーブルを囲む15分。
“はじめまして” を交わす、お互いの家族との時間。
広く浅く薄く。じゃなくて、狭く深く濃く。
そういう人には、少人数のほうが、 ぜんぜん合っています。
結婚式が “見せる場” から、”過ごす場” に変わるから。

派手にしなくていい。 でも、ちゃんと意味のある一日に。

 少人数の式は、地味な式ではありません。
人数を絞ったぶん、 ひとりひとりとの関わりが、ぐっと濃くなる。
それは、ふつうの式では、なかなか得られないものです。
主役感が苦手で、 気にしいで、 本当に大切な人とちゃんと深めたい。
そういう人にこそ。

 少人数婚、けっこういいですよ。

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