結婚式場探しの時ってどこを見たらいいのかわからなく無いですか?
雰囲気?料理?プランナーさん?
みんな大切な要素ですよね。
でもね。
式場側もわかりやすく見られるポイントは熟知しているから、
しっかり力を入れていて、大体どこも他会場と大差ないクオリティにしている。
じゃあどこを見ればいいの?
はい。
ちょっとマニアックですが、30年以上サービスの世界を見てきて、
「こーゆーところに気を使えていればある程度のクオリティが測れる」
というポイントを3つご紹介します。
会場見学時の参考にしてみて下さい。
1.披露宴会場のテーブルや椅子の脚
何の事かわからないですよね?笑
実はここに気を使えてない式場って多い。
披露宴会場っていわば宴会場です。
宴会場って披露宴だけじゃなくって、会合やイベントなど様々な形態で使われます。
その際、テーブルを畳んでしまったり、椅子を積み上げて(スタックすると言います)別の会場に運んだりすることがまあ多い。
その移動時に雑な扱いをしている会場はテーブルや椅子の脚がボロボロになってます。
マメに補修などをしていれば良いですが、テーブルクロスやイスカバーで隠れるからとそのままにしているところは、
「見えないところ」に気が使えないという事です。
見学の際にイスカバーを取って確認するのは勇気が入りますので、
難しい場合は、扉や司会台の角、壁紙などに目に付く汚れや剥がれがないか確認してみて下さい。
指で窓の桟を確認する小姑のようですが 笑
そこで企業側の姿勢が読み取れますので大切なポイントです。
2.打ち合わせテーブルの高さや傾き
これも上記の理由と同じカテゴリーではあるのですが、
見えない部分では無く、お客様の居心地に対する配慮です。
レストランなどで座っているテーブルやイスが動く度にカタカタしたり、
変な段差があって、なんか居心地悪い経験をしたことはありませんか?
自分で直すわけにもいかず、食事が終わるまでそのカタカタと付き合わねばならない。
それは、そのような
ストレスを感じる背景を想像できていないからです。
打ち合わせでも同じです。
1時間〜2時間程の時間を過ごして頂くテーブルとイスの居心地を、
お客様を迎え入れるセッティングの際にイメージし切れていない。
今日たまたま打ち合わせするテーブルはちょっと居心地悪かったけど、
当日の披露宴は大丈夫よね。
と信じるのはちょっと待って。
そのカタカタに、段差に、気づけないという事は、
当日披露宴に参列するゲストに対しても同じと判断する方が妥当じゃないですか?
そこまでのサービスは求めません。という方は無視して下さいね。
3.トイレなど席を立った時の対応
打ち合わせや試食中に席を立った際に、すぐに気づいて対応しているかどうか。
その時に「どちらに行かれますか?」と伺うより、
「お化粧室ですね?ご案内します」と
察して促すような対応だったら、
その会場は間違いないサービスが受けられる確率は高いです。
どうでしょうか?
会場見学をするときは、会場のアクセス、雰囲気や装飾、料理、空き状況や予算などチェックする事や考える事がたくさんありすぎて、
そこまで気が回らない!ってところだとは思いますが、
意識して見てみると案外会場によって差が出るポイントで、
会場側がどこを重視しているかが解ります。
是非お役立て下さいね!
ではまた!