【KIVIの会場探しについて】

「どういう会場でできるんですか?」

最初の相談で、よく聞かれます。
なので今日はどんな会場でできるかをご紹介する回です。
興味ない方はスルーして下さいね。

大体私に辿り着いてくださる方は、事前にネットで調べて、雑誌を見て、
一旦式場のフェアにも行ってみる。
「ここ、素敵だな」と思っても、 “自分たちに本当に合っているか?” となると、 ちょっと自信がもてない。
悶々と決めきれない中で、どうしようとなり、調べていくうちに、
フリーウェディングプランナーという選択肢もあることを知る。
相談してみたいけど。。。。
と一定時間悩んで、Instagramをチェックし、人となりや事例や思想をnoteやblog見漁った後に、心理的ハードルを飛び超えて問い合わせ下さる。

本当にありがとうございます。

それでも問い合わせまで至らず、まだ悶々としている会場迷子のお二人に
会場選びをこうするといいよというのも参考になるかと思うので、

良かったらご一読ください。

まずなぜ会場から探し始めると迷うか?というと
雰囲気でピンと来るかどうかとスペックしか判断材料がないから。
だって結婚式の専門会場はそのために作られているのだから、
“そもそも映える”し、スペックは整っている。
もちろん古い、新しい。とかアクセスや場所。とかはあるけれど、
そこって一番重要なポイントのか?ということ。
お伝えしたいのは、会場を見る前にもう一段手前のことを考えてみてほしいということ。

当日あなたは誰とどう過ごしたいか?

KIVIで、最初にすることを書きます。
会場の話をする前に、 ふたりに、こう聞いていきます。
「誰と、どんな時間を共有したいですか?」

両親と、どんなふうに過ごしたいか。
ご親族とは、どんな距離で。
学生時代の友人とは、どれくらい話す時間がほしいか。
仕事仲間には、どんな自分を見てもらいたいか。

ひとりひとり、思い浮かべてもらう。
最初は、なかなか出てきません。
当たり前すぎて、考えたことがなかったから。
でもゆっくり辿っていくと、だんだん見えてきます。

「両親とは、ちゃんと顔を見て話せる距離がいい」
「親族同士、初めましての人もいるから、 そこにも自然な会話が生まれてほしい」
「友人とは、笑い合える時間がほしい」

その日に流れていてほしい “関わり” が、
ふたりの中で、少しずつ言葉になっていく。
ここまで見えてくると、なんとなく会場が自然に絞られていくんですよね。ここからは、現場でよくご提案する会場のタイプをご紹介しますね。

1. 老舗の料亭

歴史ある老舗料亭

ご両親や、ご親族を大切にしたい方、
あと和の空間の趣がしっくりくる方によくおすすめします。
格のある空間で、きちんとした日本料理を、 家族でゆっくり囲む時間。
派手な演出はいらないけれど、 “ちゃんと、けじめのある一日にしたい”
そう思っているふたりに、ぴったりです。
ご年配のご親族にも、安心して来てもらえる。
“きちんと感” を、空間と料理がつくってくれる。
人数は、10〜40名くらい。 家族・親族中心の結婚式のオススメです。

2. シェフの顔が見えるレストラン

星つきレストランからホテルレストランなど選択肢もいろいろ

とにかく美味しい料理を大切にしたい方、
ゲストとの距離を近く取りたい方によく合います。
ふたりがどんな料理が好きで、何を大切にしているか。
それが、料理を通してゲストに伝わる場所。
シェフが、ふたりの好みやストーリーを聞いて、 コースを組んでくれるところも多い。
ここに、ふたりらしさが自然に出ます。
人数は、20〜40名くらい。
食を真ん中に置きたいふたりに、よくおすすめします。

3. 古民家・歴史のある建物

名古屋市政資料館
歴史ある古民家

時間の営みを感じる場所が好きな方、 落ち着いた空気の中で過ごしたい方に。畳に座って手紙を読んだり、 縁側でゲストとゆっくり話したり、 ふつうの式場では生まれない時間が、自然に流れます。写真の質感も、独特です。 何十年経っても、古びない雰囲気が残る。人数は、6名〜30名くらい。 空間そのものが語ってくれる空気感がお好きなふたりに合います。

4. お庭のある会場

お庭が見える会場 雨天の場合でも内容が変わりづらいので安心

自然との一体感を大切にしたい方、 落ち着いた空気の中で、
天候の心配なく過ごしたい方に。
お庭で誓いを交わして、 そのままそのお庭が見える会場でパーティ。
景観自体がおもてなしにもなり、ゲスト同士の距離も、自然に近くなる。
緊張感のある場が、苦手な方によく合います。
季節の景色、季節の花、空の色まで、 他では撮れない景色が残ります。
人数は、20〜60名くらい。
少人数〜中規模で、ゆっくり過ごしたいふたりにおすすめです。

 5. ホテル・式場

ホテル最上階のバンケット

ご親族の人数が多めの方、 両家のバランスを大切にしたい方に。
設備が整っているので、 ご高齢の方や、小さなお子さんが参列する場合も安心。 雨でも、暑くても寒くても、コンディションが守られる。
ご親族にとっても、 “ちゃんとした結婚式” の安心感がある場所。
両家のご両親に納得してもらいやすい、
というのも、選ばれる理由のひとつです。
設備が整っているからこそ、
その上に “どう自分たちらしさを乗せるか” という設計が、
いちばん大事になります。
人数は、40〜最大100名くらい。
ご親族の比率が高めの結婚式に、適しています。

6. ガーデンや、雰囲気のいい貸ホール

ガーデンのあるレストランなら最高

たくさんの人を招きたい方、 開放的な空気の中で、
にぎやかに過ごしたい方に。
広いお庭や、雰囲気のいい貸切ホール。
人数を絞らずに、気取らず、カジュアルにみんなと過ごしたい。
というふたりに合います。
人数が増えると、距離は少し遠くなりますが、
そのぶん、たくさんの人に祝ってもらえる賑わいがある。
会場の素地が “整いすぎていない” ので、 ふたりの世界観を空間に乗せやすい。
装花、照明、テーブルの組み方で、 “自分たちらしさ” を、自由につくっていけます。
人数は、30〜80名くらい。
人とのつながりを、広く大切にしているふたりにおすすめです。

7. ご自宅・思い出のある場所

ご自宅ウェディング
自宅でお支度も可能です
思い出の場所でも

ふたりにとって、特別な意味のある場所で。
ご自宅で、家族と過ごす一日。
実家の近くの、子どもの頃から知っている場所。
ご家族が経営されているレストランやお店で、 日常の延長のような時間を過ごす。
場所そのものが、ふたりの物語をすでに知っています。
だから、なにもしなくてもその日の時間が深くなる。
「特別なのに、肩の力が抜ける」 そういう一日になります。
ご両親にとっても、自分たちにゆかりのある場所でお祝いの時間を過ごせるのは、 かけがえのない体験になります。
人数は6〜15名くらい(空間によります)。
場所そのものが意味のある、思い入れのある場合に。

ここまで読んでみて、 “あ、この感じがしっくりくるかも” と思った場所が、
いくつかあったと思います。
その感覚を、大事にしてみてください。
それが、共有したい時間といちばん近い場所のはずです。
そして、会場が決まると、 最後にもうひとつ見えてくるものがあります。

それは、伝え方 です。

伝え方は、空間によって形が変わります。
この話は長くなるのでまた次回に。

KIVIで、わたしがしているのは、 会場をたくさん持っていることでも、
特殊な提案ができることでもありません。
ふたりに、ゆっくり聞いていく時間をつくる、ということ。

「誰と、どんな時間を共有したいか」 そこから、ちゃんと言葉にしていく。

そうすれば、会場は、自然に決まる。 伝え方も、自然に見えてくる。

ふたりの中に、もう答えはあるんです。
それを、引き出すお手伝いをするだけです。

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